vol.7 甘やかされた世代
・白人のアイデンティティ
・団塊の世代
・みっともない日本の景観
・民族のエゴ
はいこんにちは。前回白人差別をやりました。
白人てのは家族を大事にする。大事なことなんだけれども、それが生き甲斐みたいになってしまうと、なってしまうんだよね弱いから。つまり自分のアイデンティティーを全部家族に持っていっちゃうんだね。子育てが自分の生きがいになっちゃっている。
今の10代から30代にかけての世代っていうのは、団塊の世代の次の世代。
僕の世代は75歳くらいだよね、団塊の世代って言って今の戦後の日本を作ってきたんですよ。
(※1947年〜1949年 第二次世界大戦直後に生まれ文化的・思想的な面で共通している戦後世代)
団塊の世代っていうのはもう仕事仕事仕事、稼げばいい暮らしができるっていう感じだったんですよ。
団地に住みたいと、マンションなんてないですからね。一軒家なんて夢の夢だから。あってもバラックですよ。掘っ立て小屋ですよほとんど、本当に。うちもそうだったけども。だからとにかく仕事が1番、それが正義だったんですね。
それに育てられた子供っていうのはそれを見てるから、嫌なんですよそれが。ちっともかまってくれないって。ずっとその思いが団塊の世代の次の世代にあったわけ。そうすると今度は、その世代が、子供を産んで今の20歳とか10代の子供を育ててるわけですよ。そうするとその子供はものすごく甘やかされるわけ。そこにはまっちゃった子供っていうのはそれが当たり前だと思うのね。
どっかそこのコーヒーショップ飲みに行って熱くて火傷したらコーヒーショップが訴えられるわけよ、今の時代は。怖いとか危ないとかそういう意識がなくて育っちゃう子供がどんどん今生まれてきてるわけ、育っているわけよ、危険とか危ないとか自分で体感してないんだよ。
だって日本だけだよ、山行ってガードレールがずっと全部あるでしょ。その景観がみっともないったらないよ。アメリカとか行ったらあんま無いっすよあんなもん。ガードレールのあれがあるっていうとこ世界中あんまないんじゃないかなぁ。もちろん危ないとこは作っていいよ、 でもどこもかしこもやる必要ないと思う。
例えば池でも、もうどこでも川でもなんでもかんでもガード作るし護岸作るし、氾濫したらダメだっていうんで石垣。石垣はまだマシなんだけどコンクリートでバーッとやるでしょ。 そうすると今度はメダカとかカエルとかおたまじゃくしだよね、あとゲンゴロウ、ゲンゴロウとかみんな知らないよね、居ないから。そういうの居なくなっちゃうよ。昔田んぼにもいたんだけど今農薬とかでいないでしょ。
自然がなくなっていくって話じゃないんだよ、今は。
そうじゃなくて甘やかされ過ぎて、逆に良くない世界になってるよって話。今しちゃったね。
白人さんがですね、追い出された方の種族だったっていうことを言いましたけども。家族にアイデンティティーを依存してしまっていると最初言いましたけども。
じゃあなんでアメリカではガードレールはあまりやんなくて景観を大事にしたりするか。
日本では護岸工事をやったり、自然を全然大切にしなかったりするっていうことがあるじゃないですか。黒人は黒人で全然地球温暖化とか言いませんよね。 でもアメリカとかヨーロッパとかノルウェーとかですね、そういう社会はやっぱ結構言うじゃないですか。いや向こうの方がやっぱしレベルが高いんじゃないかと思われるかもしれませんけども、 その部分は確かにそうなんだよね。
それは複雑な事情があって種族全体、民族全体としてみたら最初に言ったようにやはり黒人、黄色人種、白人のような段階になってて、 これもレベルの問題じゃなくて強いっていうだけなんだよね、肉体が。精神的にもちょっと強いんだよね。
ただし白人は追い出されたが故に、寒いところとか住みにくいところに住まなければいけなかったが故に、やっぱり頭を働かせたんだよね。 知恵を働かせて努力するわけですよ。その結果いつの間にか逆転してしまったっているわけです。今現在。
自然を大切にしようとか地球を守るとかいう意識っていうのは先進諸国から出てるんだけども。それは地球全体グローバルな感じでそういう人たちもまぁおられますけども。そうじゃなくて自分たちのコミュニティーを守りたいからそうしたいという基本的な欲求だよね。それはやっぱりエゴになっちゃうんだよね。民族のエゴっていうか、コミュニティーのエゴ。
だから一番最初に言ったようにいろんな人がいると。人類のお手本になるような人もいれば、そうでもない人たちもいる。非常にまぜこぜになっててどこがどうなのかっていうのは難しいので一概には言えません。
けどもまぁ、おいおい徐々に解決していこうと思っております。